なぎの研究所

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【共通テスト目前】意外と知らない裏技 数学・英語を早く正確に解く

こんにちは!受験勉強お疲れ様です。

今日は、

「共通テスト直前にちょっとでも点数を上げたい」

「点数が伸びなくて悩んでいる」

「すぐに点数が伸びる方法を知りたい」

そんな受験生に向けて「直前でも間に合う事」をテーマにこの記事を書きました。

是非最後までご覧ください。

〈英語〉

共通テスト英語の基本情報

主に共通テスト英語の「リーディング」について特化した記事になります。

 

〈配点〉

 100点満点

〈試験時間〉

 80

〈大問数〉

 6

〈大問別の配点〉

 大問1 10

 大問2 20

 大問3 10

 大問4 16

 大問5 20

 大問6 24

〈大問別の内容〉

 大問1  Webサイトの読解

 大問2  案内・記事の読解

 大問3  ブログ読解

 大問4  ブログ読解

 大問5  伝記読解(並び替え)

 大問6  記事読解

 

時間配分

どんな試験でも同じ事が言えますが、

時間が足りず、解ける問題に手をつけられなかった

これだけは避けてください。

それを避けるために必要な対策、それが「時間配分の設定」です。

 

英語リーディング 理想の時間配分

大問1 → 06分

大問2 → 12分

大問3 → 10分

大問4 → 09分

大問5 → 14分

大問6 → 25分

見直し → 04分

 

大問6の長文は他の大問に比べて長いので、

確実に点数を取るために多く時間を確保しておきたいところです。

大問1〜大問5でどれだけ時間を残せるかが鍵になります。

 

早く解くコツ

直前からすぐ実践できるものに限定すると少なくなってしまいますが、

それでも全部で3つあります。

 

1.裏技

①設問から1〜2単語を抽出し、長文からその単語を探して解く

②長文の流れと設問の流れは、ほとんどの場合で一致している

設問1なら長文の最初の方を探せば、答えが見つかり、設問4なら最後の方を探せば答え   が見つかる。

③設問の選択肢に本文と同じ単語が使われていれば、それはほとんどが誤り

つまり長文の単語と設問の単語から答えを判断するのではなく、

その両方の意味を理解し、意味が一致している選択肢を選ぶ事で正答率が上がり、

わからなければ、同じ単語を使っている選択肢を誤りとして認識することで時間を短縮する事ができる。

 

2.2択で迷った時

4択から2択まで絞れたけどそこから1つに絞れないことがよくあります。

2択で迷うと答えが出せずに時間を消費してしまうので、

そんな時にどうするのか?あらかじめ決めておきましょう。

 

解決策

2つの選択肢を見比べて、何が違うのかをはっきりさせるようにしましょう。

その上で何が違うのか言語化できるとどちらを選ぶべきなのか分かるはずです。

コツは、1つの選択肢を3つほどに分解し、2つの設問で違うところを探す。

あれば本文と照らし合わせて正しい方を選択する。

これだけです。

 

3.最終段落

最終段落にはほとんどの場合でまとめが書いてあります。

つまり最終段落を読めば、その文章全体の内容や筆者の主張を読み取るれる

ということです

本当に時間が足りない時は最終段落だけでも読んで解答しましょう。

 

正確に解くコツ

これを読んですぐに実践しましょう。

 

1.選択肢から連想してはいけない

つまり何が言いたいかというと、

本文に書いてある情報が全てであり、その情報だけで解答してください

ピンとこない人もいるはずですので、例を出します。

 

例)本文の内容          その薬を飲めば病気にならない

  選択肢(正しいものを選択)  その薬を飲まなければ病気にかかる

 

この選択肢は正しくありません。

なぜだか分かりますか?

本文では「薬を飲むことで病気にかからなくなる」とは書いてありますが、

「飲まないことによって病気にかかる」とは書いてありませんよね。

これは当たり前なことですが、本番になると間違ってしまう人がいるのも事実です。

この例のようなひっかけは共通テストでよくでてきます。

この情報は本当に本文に書いてあったのか?

しっかりと確認しましょう

 

2.大問5と大問6のタイトル

大問5と大問6はタイトルにヒントが隠されています。

タイトルはその文章の核となる部分になっていて、

タイトル→設問→本文

と言う順番で読み進めるのが理想の流れです。

タイトルと設問で本文の内容をある程度把握するだけで、

本文の内容がスラスラ入ってくるでしょう。

 

3.とりあえずマーク

共通テストは全科目マーク式です。

マーク式ならではのよくあるミスを例として出します。

  1. (3)の問題がわからなかったから1問飛ばす
  2. (4)問題はわかったからマークする

ここにどんな落とし穴があるのでしょうか?

問題がわからなかった時、ほとんどの人はマークしません。

この時解答用紙がどういう状況になっているか想像してください。

 

(3)飛ばして(4)の問題が解けたら(4)の答えをマークしますよね。

しかしこの時の解答用紙は(3)も(4)空欄になっています。

そこで(4)の答えを(3)の欄に記入する。

これがマーク式におけるミスの原因です

 

解決策

わからない問題があった。

その時点で「3」にマークしましょう。

この数字はなんでもいいのですが、私が勝手に決めました。

そして、わからなかった問題の横に、見直しする際分かりやすいよう印をつけておきましょう。

これでマーク式の落とし穴を回避することになります。

〈数学〉

共通テスト数学の基本情報

共通テスト数学は数ⅠAと数ⅡBに大きく分類されます。

 

〈配点〉

 それぞれ100点満点

〈試験時間〉

 数ⅠA  →  70

 数ⅡB →  60

〈大問数〉

 それぞれ5問(ほとんどの場合)

〈解答方法〉

 大問1と大問2 → 必答問題 

 大問3〜5 →  選択問題(3つの中から2つ選ぶ)

〈大問別の配点〉

 大問1、2  →  各30

 大問3〜5 →  各20

 

センター試験と共通テストの違い

センター試験では、数ⅠAも数ⅡBも60分間でした。

「数ⅠAが60分から70分になったんだから時間に余裕あるじゃん」

この情報だけ見るとそう感じるかもしれませんが、その考えは間違っています。

2022年の共通テスト数学では「時間が足りなかった」

という声が非常に大きかったです。

 

なぜ時間が足りないのか?

大きく分けて2つ理由があります。

 

1つ目は

問題の文章量が多いという事です。

次に写真を見てください

       センター試験

 

        共通テスト

同じ単元の問題ではありませんが、

明らかに共通テスト英語の方が、文章量は多いと分かります。

 

2つ目は

汚い数字を使われる事が多いという事です。

例)

  • 割り切れず、四捨五入しなければいけない
  • 簡単な方法で因数分解ができない

 

こう言った理由で、「時間が足りない」という現象が起こっているのです。

ではどうやって短期間で、早く・正確に問題を解けるようになるのか?

これからお伝えしていきます。

 

時間配分

ここでもやはり

時間が足りず、解ける問題に手をつけられなかった

だけは避けてくださいね。

数学では、1つの問題に対して、1分間手が止まったら次の問題に進む事をおすすめします。

数ⅠA 理想の時間配分

大問1   →  18分

大問2   →  18分

選択問題  →  12分

選択問題  →  12分

見直し   →  10分

 

数ⅡB 理想の時間配分

大問1   →  14分

大問2   →  14分

選択問題  →  11分

選択問題  →  11分

見直し   →  10分

 

早く終わらせれる単元があるなら、その単元にもっと時間を費やして良いですし、

見直しの時間が足りないと感じるなら、各単元の時間を少しずつ減らしていいと思います。

自分に合った時間配分を設定しましょう。

 

早く解くコツ

すぐに実践できるコツだけを抽出しました。

全部で3つあります。

 

1.繋がりから楽に解く

共通テストでは大問ごとに孤立していて、

大問の中はそれぞれ繋がりがあります。

 

どういうことか?

大問1 大問2と、この2つは繋がりがなく、

大問1の(1)(2)(3)には繋がりがあります。

それは大問2にも大問3にもその後にも言えることです。

 

早く解くためには繋がりを意識する必要があり

(2)でつまずいたら(1)の答えを使う。

そこから楽に答えを導き出せる問題が多いです。

「こんな計算したら、時間足りなくなるよ」

そう感じたら上の答えを見て、楽に答え出せないかな?

と考えてみてください。

 

注意点

面倒な計算をさせられる場合もあります。

2022年の共通テストで、

「こんな計算させるわけない」「もっと簡単な方法があるはずだ」と思わせる、 

11の5乗 × 19 という問題もありましたが、自力で計算するしかない問題でした。

 

簡単な方法を見つけようとするのは30秒程度にし、

見つからなければ諦めて自力で計算をするのがおすすめです。

 

2.暗算

早く問題を解くには、「暗算をする必要があります。

テスト本番になると、

いつも暗算しているのに筆算してみたり何度も確認してみたりと、時間をロスしていませんか?

確かにミスは極力避けるべきで、筆算も場合によっては必要です。

しかしこの記事を読んでる受験生は時間が足りないからクリックしたはずです。

最後まで解き終わらないなら、いつもは暗算でできてるところは、本番も暗算で解くべきです。

自分の計算を信じて解ききりましょう。

実際いつも暗算でいけるところを本番でミスすることなんてほとんどないですし、

次の問題にいくと、明らかにおかしい数字になって気がつきます。

どうしても不安ならチェックしておいて、最後に見直ししましょう。

 

3.悩んだら次へ

1分悩んだら次の問題へ。

解けるはずの問題なのに、時間がなくて手をつけれない

それだけは避けましょう。

正確に解くコツ

全部で4つ。

テスト終了後になって「簡単な問題なのになぜか間違える」

そんな経験がある人にとって有益な情報となっています。

1.見直しする内容と順番を決めておく

時間配分の項で見直しの時間を10分に設定しました。

  • 何を見直しするのか
  • 順番はどうするのか

あらかじめ決めておきましょう

  • 自分のミスしそうなところを箇条書きで書き出す
  • 時間がなかった場合、どれを優先的に見直すのか?決める

自分に合った内容と順番があるはずです。

 

〈私のおすすめ〉

  1. 受験番号や名前
  2. 解答用紙にぬったマークと問題用紙に書いた答えがあっているか
  3. 問題番号が一致しているか
  4. 不安なところをもう1度計算

 

2.とりあえずマーク

(共通テスト英語の正確に解くコツと全く同じ内容です。)

 

3.図は丁寧に大きく描く

図を描く場面が何度かあります。

時間がないからといって雑に描く人がいるのですが、絶対にやめてください。

そこは多少時間がかかっても良いので、丁寧に描きましょう。

そして、角度や長さの情報を書いてもぐちゃぐちゃにならないよう、大きく描きましょう。

 

4.余白を綺麗に使う

余白や白紙の面は計画性を持って使いましょう。

向こう見ずに、白紙を使うと最終的に計算スペースが無くなるどこに答えを書いたかわからなくなるなどミスの原因となる問題が発生してしまいます。

 

使い方

白紙の場合は真ん中に縦線を1本引いて2等分しましょう

          イメージ↓

左上から進めていけば、スペースがなくなること答えを見失うこともなくなるはずです。

 

 

『2次試験対策問題集』

数学   これは本当に良問でした

 

英語長文   CDがついていて音読できる

 

英語作文   ドラゴンイングリッシュは全部暗記しよう

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました

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